子育てと仕事の両立

子育てと仕事の両立

「仕事も頑張りたいけど、子どもとの時間も大切にしたい」
「どちらも中途半端になっている気がして、モヤモヤする」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

あもん
あもん

私自身、仕事と子育ての両立に悩み、試行錯誤を重ねてきました。

そんな経験から、「自分らしいバランス」を見つけるためのオリジナルシステム手帳――pile-up-planner(パイルアッププランナー)――を開発しました。

今回は、この手帳を使いながら、ボクが実際に行っている「子育てと仕事の両立方法」をご紹介します。

なぜ両立が難しいと感じるのか?

多くの人が直面するのは、仕事と家庭の「どちらも大事にしたいのに、どちらも中途半端になってしまう」ジレンマです。

仕事の責任は重くなり、家庭でもパートナーや子どもとの時間を大切にしたい。
けれど現実は、どちらも思い通りにいかず、ストレスや罪悪感を抱えがちです。

仕事も家庭も大切にしたいと考える人ほどこういった状況を感じているのではないでしょうか?

具体的な悩みと、そのヒント

仕事と子育てを両立したいと思っても、実際にはさまざまな壁にぶつかります。
ここでは、30代男性がよく直面する具体的な悩みを挙げ、それぞれに対するヒントをまとめました。

1. 「仕事が忙しくて、子どもと過ごす時間が取れない」

仕事の責任が増すと、どうしても家族の時間が後回しになりがちです。真面目に仕事を頑張るほどに家族の時間が減っているような感覚になります。

この悩みに対しては、ボクは以下のように対応しています。

ポイント

  • 自分の価値観を明確にして大切にしたいものを確認する。(価値観リフィル)
  • 1日の計画を立てるようにする。(デイリーリフィル)
  • 一週間や一か月単位でバランスを取る。(週間リフィルなど)

仕事もプラーベートも、どちらの役割もしっかり達成するために、まず自分がどう思っているのか、どんな価値観を持っているのか確認します。そのうえで、1日の予定を立てるのですが、1日単位ではバランスを取れないことも出てきます。

柔軟にバランスを取れるように、1週間や1か月という期間でバランスが取るのもあり。

ウルくん
ウルくん

2. 「仕事のストレスが家庭に影響してしまう」

仕事のプレッシャーや疲れが家庭に持ち込まれ、イライラしたり、家族に当たってしまうことも。
そのつもりがなくても、強い言い方になってしまったり、作業に集中しすぎて冷たい印象になってしまうこともありますようね。

自分では気づいていなくても注意が必要です。以下の方法を実施しています。

ポイント

  • 日・週などの振り返りで考える(デイリーリフィルなど)
  • 役割ごとに振り返る(デイリーリフィルなど)

自分ではそのつもりがなくても、大切な人に嫌な思いをさせている可能性もあります。
その時は気付いていなくても振り返りの中で気付くこともよくあります。

あもん
あもん

気付いたら相手にきちんと謝る、説j明するなどを意識しています。

3. 「自分の時間がまったく持てない」

家族と仕事の両方に追われ、「自分の趣味やリフレッシュの時間がない」と感じる方も多いはず。
その結果として、ついイライラしてしまうこともありますよね。

子どもが小さいうちには特に悩んだ部分でもありました。

ポイント

  • TODOなどで書き出しておく(TODOリスト)
  • 1週間や1か月、年単位で考える(週間リフィル・月間リフィルなど)

役割でいえば「個人」の部分が不足している状態です。
ここでも自分が「個人」としてどんな目標を持っているのか知るこが大切になります。

そのうえで、1週間や1か月、年間単位でバランスを取れるように計画します。

あもん
あもん

デイリーリフィルのルーティン枠を活用することで、強制的に自分の時間を取り入れるのもおすすめです。
筋トレなどの運動系の目標達成には効果的です。

4. 「やることが多すぎて、何から手をつけていいかわからない」

仕事、家事、育児…すべてこなそうとすると、やることが膨大です。
大きなタスクであれば分かりやすいですが、子育てにおいては、小さなやることが多いです。
しかも、子ども相手ですので、”スムーズに進まない”、”途中で別の対応が必要になる”など
考えていた通りに進まないことが多いです。

ポイント

  • 3つの役割を意識する
  • やることorやらないこと をはっきりしておく

おすすめなのは、今は自分がどの役割として関わるべきか決めることです。
そうすることで、「早く寝かせて仕事がしたいのに」とイライラする機会も減ります。
また、やるべきことを明確に決めておく(または、やらないことを決めておく)のも有効です。

「今は父親の役割」「今は仕事の時間」と切り替えやすくなり、頭の中がすっきりします。
「何時まではこうするけど、何時からは作業したい」など明確にすることでパートナーや子どもたちにも協力してもらいやすくなります。

ウルくん
ウルくん

手帳を使って自己管理

「仕事」と子育ての両立をするうえで、大きな支えとなっているのが「手帳」です。

あもん
あもん

社会人になってから、結婚や子育て、転職や引っ越しなど
大きな決断の際にはいつも助けられました。

知人やサンプルで公開していた際に、評判が良かったため「pile-up-planner」と名付けて公表しています。
独特の使い方ですが、自分自身を3つの役割(個人・仕事・プライベート)に分けてバランスを取るために使用しています。

とってもお勧めしたいのですが、ここでは「仕事」と「プライベート」のバランスを取るために大切なポイントを3つご紹介します。

ウルくん
ウルくん

1. 自分の価値観・役割を明確にする

pile-up-plannerの特徴は、まず「自分の価値観」や「人生の役割」を整理するワークから始まることです。

たとえば、「父親」「夫」「会社員」など、自分が担う役割ごとに「どんな自分でありたいか」を書き出します。
この作業を通じて、「何を大切にしたいのか」「何を優先すべきか」が見えてきます。

自分が何を大切にしていて、役割ごとにどんな人物でいたいかを明確にしておくことでぶれない軸になります。

2. 長期~短期の計画を一元管理

予定やタスクを明確にしておくことで、大切な役割ごとのバランスを取れるようにしています。
短期的には「仕事」に集中する時期があったとしても、どこかで「家族」のための時間を確保するなどの計画も立てられます。

柔軟に対応しつつも、ぶれない計画を持つために「1週間単位」の計画や「長期の計画」を取り入れつつ
毎日の計画を作成しつつ「日記」のような感じで記録をしています。

3. 役割ごとの目標設定と見直し

役割ごとに目標を設定し、定期的に見直すことを大切にしています。
「仕事ばかり」「家庭ばかり」に偏らず、バランスを意図的に保てるように意識しています。

1か月単位や1週間単位といった定期的な計画の振り返りを行い、バランスを保てるようにしています。
「自分」「仕事」「プライベート」どれが欠けても私たちの心は満たされないと考えているからです。

両立のための心得

「プライベートか仕事かどちらかしか選べない」そんな生き方をしたくないと考えて、何とかバランスを取れるように工夫した結果たどり着いたのが現在の「パイルアッププランナー」の考え方でした。

あもん
あもん

開発者としては手帳そのものをお勧めしたいのですが、正直な話
誰にでも継続できる手帳ではありません。継続する力が必要だからです。

そこで、ボクが普段意識していることを、誰でも実践できるようにまとめると以下の2点になります。

心得

パートナーとタスクや予定を共有する
 自分の予定やタスクを整理し、パートナーとも情報を共有し、協力体制を作りましょう。

完璧を目指さない
 「全部100点」は難しいもの。優先順位をつけて、「今日は家族」「今日は仕事」とメリハリをつけることが大切です。

パートナーとはいえ、人が相手です。

普段から一貫性のない行動を行っていたり、信頼関係が気付けていない場合は
協力を得るのが難しくなってしまいます。

自分が何を大事にしているのか、何をしようとしているのか共有できる関係作りが第一歩です。
そのうえで、完璧を目指しすぎないように気を付けながら柔軟に対応できるように意識することをお勧めします。

まとめとご案内

「個人」「仕事」「プライベート」の両立の悩みは、誰もが一度は感じるものです。
大切なのは、「完璧を目指す」のではなく、「自分なりのバランスを見つける」こと。

そのための“仕組み”や“振り返る時間”があると、日々の小さな迷いや葛藤も、少しずつ整理できるようになります。
「パイルアッププランナー」に興味がある方は参考にしてみてください。

「完璧を目指さない」「バランスが大切」この2つを少し意識してみるだけでも、少しずつうまくいくようになるのではないでしょうか。
忙しい毎日の中に少しだけ取り入れてみてください。

皆さまの毎日が素敵なものになることを応援しています。

パイルアッププランナー

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