2-2Obsidian学習メモのテンプレート

2-2Obsidian学習メモのテンプレート

この記事でわかること

「どこに集めるか」は2-1で決めたけれど、1枚のノートの中身をどんな項目で書けばいいか迷うことはありませんか? この記事では、実際に使っているObsidianの学習メモ用テンプレートの全体像・各セクションの意味・使い方・カスタマイズのヒントを紹介します。2-1の「集める」とセットで読むと、フォルダ構成と中身の書き方がそろいます。


ノートを開いて「何を書く?」が決まると、メモが続く

「メモは集めたい」と思ってフォルダを用意したはいいものの、いざノートを開くと「何を書けばいいんだっけ?」と手が止まってしまう——そんな経験はありませんか? 私も最初は白い画面に悩んでいたので、「この項目だけは埋めておく」というテンプレートを作ってから、メモが続くようになりました。

結論から言うと、テンプレートがあると「今日はここを書く」が決まるので、迷わずメモを書き始められ、あとから見返したときも項目がそろっていて比較しやすいと感じています。

この記事では、間違えた問題の記録用と、理解を深める(深掘り)用の2パターンを想定したテンプレートの考え方と、実際に使っているテンプレートの全体像・各セクションの説明・入手方法・カスタマイズのヒント**をまとめます。2-1で「どこに・何を集めるか」を決めた方なら、そのまま「どんな項目で書くか」を揃えるのに使っていただける内容です。

なお、例は行政書士の学習メモで書いていますが、資格試験・語学・プログラミングなど、「記録→分析→深掘り」の流れでメモを取りたい学習なら、項目の名前を変えるだけで同じ考え方で使えます。まずは全部の項目を埋めようとしなくて大丈夫です。「要点と疑問だけ」「今日の学びと次にやることだけ」など、自分が続けやすいところから試してみてください。


間違え記録用と深掘り用、2パターンで項目を揃える

2-1の記事では、メモを「間違えの記録・分析」「理解を深めるメモ」の2種類に分ける話をしました。テンプレートも、用途ごとに少しずつ項目を変えると使いやすくなります。

流れを一言で言うと:間違えた問題用は「問題・解答・解説・なぜ間違えたか」を、深掘り用は「学習項目・要点・疑問・次にやること」を軸にすると、2-1のフォルダ構成と自然につながります。

用途別のイメージ

用途主な項目の例2-1のフォルダとの対応
間違えた問題の記録問題・解答・解説・間違えた理由・分野間違えた問題集フォルダ
理解を深める(深掘り)メモ学習項目・要点・気づき・疑問・重要語句・次にやること弱点・深掘り用フォルダ

最初から2種類そろえなくても大丈夫です。「間違えた問題用」の1本だけから始めて、深掘り用が欲しくなったら項目を足していく形で十分です。


要点・疑問・次にやること——各セクションで何を書くか

ここでは、深掘り用のテンプレートを例に、各セクションで何を書くかを説明します。間違えた問題用は、後述の「テンプレートの入手方法」で触れる簡易版をベースに、必要に応じて「間違えた理由」「どの分野か」などを足していく形を想定しています。

学習内容(テーマ・単元ごとにブロックで書く)

何を学んだかを、テーマや単元ごとにブロックで書くところです。

  • 学習項目名 … いま書いているテーマ(例:行政事件訴訟法の種類、〇〇訴訟の流れ)
  • 見出し(####) … その項目の中の小テーマやポイント。空欄のままでも、後から「ここが弱点だった」と分かったときに追記できます。

要点・気づき・疑問・重要語句

それぞれ「要約」「自分の解釈」「まだ分からないこと」「キーワード」を書く欄です。

  • 要点 … その項目の核心を一言〜数行で。あとから読み返したときに「何の話だったか」がすぐ分かります。
  • 気づき … 「こういうイメージで理解した」「ここがひっかけだった」など、自分なりの解釈や発見。
  • 疑問 … まだあいまいな部分や、後で調べたいこと。ここを埋めておくと、次にやることにもつながります。
  • 重要語句 … 覚えておきたい用語や、Ankiに送りたい語句をメモ。2-4のAnki連携でカード化するときの種になります。

全部を毎回埋めなくてよい、というスタンスで使っています。「要点」と「疑問」だけでも、あとから分析しやすいです。

学習の振り返り

今日の学び次回への課題を短く書くセクションです。

  • 今日の学び … その日にいちばん印象に残ったこと。振り返り用。
  • 次回への課題 … 理解が足りなかった部分や、次に調べる・解き直すこと。ここを書いておくと、次にやることが明確になります。

学習時間・進捗・関連リンク

  • 学習時間・進捗・理解度 … 記録として残しておくと、あとから「どの時期に何をやっていたか」が把握しやすくなります。数値化しなくても、短いメモだけでもOKです。
  • 関連リンク … 参考にした資料ノートや、2-1で紹介した「資料フォルダ」のノートを [[ノート名]] でリンクしておくと、深掘りメモと参照がつながります。

テンプレートの入手方法と、続けやすい使い方のコツ

保管庫内では、次のようなテンプレートを利用できます。

  • 深掘り用(項目・要点・疑問・振り返りあり)
    5-TEMPLATE/過去のテンプレ/学習用/行政書士学習メモ.md
  • 間違えた問題用(シンプル版)
    問題・解答・解説程度のシンプルなメモから始めたい場合は、ノートの先頭に「問題:」「解答:」「解説:」だけ用意したメモを新規作成し、必要に応じて「間違えた理由」「分野」などの見出しを足していく形でも大丈夫です。

使い方のコツ:Obsidianの「テンプレート」機能や「新規ノート作成時にテンプレートを挿入」するプラグインを使うと、毎回同じ項目が入ったノートを一発で作れます。まずは手動でコピー&ペーストから始めても問題ありません。

配布用にテンプレートを別途まとめたリンクやPDFを用意する場合は、このセクションに追記していく形で整えられます。


自分が続けやすい形に、カスタマイズするヒント

テンプレートはそのまま使わなくてよいです。次のように削ったり足したりして、自分用に調整してみてください。

  • 使わない項目は削る … 「重要語句」や「理解度」を書かないなら、見出しごと消してしまってOK。項目が少ないほうが続くなら、少なくして大丈夫です。
  • 自分用の項目を足す … 「よく間違えるパターン」「〇〇との違い」など、自分が振り返るときに欲しい項目を追加する。
  • ブログ用・アウトプット用の欄 … 実際のテンプレートには「ブログ記事向け要素」「初心者向け説明」「覚え方のコツ」などのコメント欄を入れている場合があります。記事化やアウトプットを想定している方は、そうしたセクションを足すと、メモから記事への橋渡しがしやすくなります。

「テンプレートに合わせる」より、「自分が続けやすい形に寄せていく」を優先するのがおすすめです。


次のステップ:2-1で集めて、2-2で項目をそろえ、2-4で定着させる

  • 2-1 Obsidianで集める学習メモの記録
    「どこに・何を集めるか」のフォルダ構成とリンクの考え方。2-1で集める場所を決めてから、この記事(2-2)のテンプレートで「どんな項目で書くか」を揃えると、迷わずメモが書けるようになります。
  • 2-4 Obsidian-to-Ankiで定着させる学習法
    ここで書いたメモや重要語句を、Ankiのカードにしていく流れを扱います。テンプレートの「重要語句」「次にやること」が、そのままAnki作成の種になります。

まずは2-1で集める場所を決める → 2-2のテンプレートで項目をそろえるところまで試してみて、形が固まってから2-4のAnki連携を足していく形がおすすめです。


まとめ:テンプレートで「何を書くか」が決まると、メモが続く

  • 学習メモ用テンプレートがあると、「何を書くか」が決まるので迷わず書き始められ、あとから見返したときも項目がそろって比較しやすいです。
  • 間違えた問題用深掘り用で項目を少しずつ変えると、2-1のフォルダ構成と自然につながります。
  • 各セクションは「要点・疑問・次にやること」を軸にすると続けやすく、全部を毎回埋めなくて大丈夫です。
  • 保管庫内のテンプレート(5-TEMPLATE/過去のテンプレ/学習用/行政書士学習メモ.md など)をベースに、使わない項目は削る・自分用の項目を足すなど、自分が続けやすい形にカスタマイズして使ってみてください。

不足している情報や、実際のテンプレート全文・スクリーンショットを追加したい場合は、追記していく形で整えても大丈夫です。