今回は、pile-up-plannerの「四半期計画」をObsidianで実践する方法をご紹介します。1年間を4つの四半期に分けて、3か月ごとに計画を立て、振り返りを行うプロセスを、まるで一緒に作業しているかのような感覚で進めていきましょう。
四半期計画の全体像と目的

この記事では、pile-up-plannerの四半期計画をObsidianで実践する方法を、具体的な手順を追いながらわかりやすくご紹介します。テンプレートファイルを活用しながら、1年間を4つの四半期(第1期:1-3月、第2期:4-6月、第3期:7-9月、第4期:10-12月)に分けて、それぞれの四半期ごとに計画を立て、役割別の目標を設定していきます。最終的には、あなた自身の「四半期手帳会議」ノートが完成し、3か月単位で計画と振り返りを繰り返すサイクルができるようになります。
なお、必要なテンプレートファイルは保管庫-MyVault/5-TEMPLATE/pile-up-planner/四半期手帳会議_テンプレート.mdにありますので、事前にご確認ください。ここから一緒に、自分だけの四半期計画づくりを始めていきましょう!
目的
この記事では、「pile-up-planner」の四半期計画を実際に手を動かしながら、Obsidianで実践する方法を一緒に進めていきます。たとえば「この3か月をどう過ごそうか?」「年間計画をより具体的に進めていくにはどうすればいいか?」と考えたときに、頭の中を整理してみたくなることはありませんか?このガイドを参考に、テンプレートを使いながら、四半期ごとの計画が出来上がるまでの道のりを体験できる内容になっています。誰でも迷わず取り組めるように、順を追って丁寧に解説していきますので、ご自身のペースで進めてみてください。
全体像
このガイドでは、実際に手を動かしながら「自分だけの四半期計画」をObsidianで作る体験ができる工程を、一つずつ丁寧にご案内します。どのような流れで進んでいくのか、ここで全体像をイメージしてから読み始めましょう。
まず最初に、テンプレートファイルから新しい四半期手帳会議ノートを作成します。Obsidianのテンプレート機能や、手動でコピー&ペーストする方法で、テンプレートをベースにした新しいノートを準備してください。
四半期計画では、1年間を4つの四半期に分けて考えます。それぞれの四半期ごとに、以下の流れで進めていきます:
- 今期の初めに思うこと:その四半期を迎えるにあたって、役割別の目標を設定します。個人(肉体・精神・知性・社会)、仕事、プライベートのそれぞれで、この3か月で達成したいことを書き出していきます。
- 今期の達成したいこと:その四半期で達成したい具体的な目標やプロジェクトをリストアップします。
- 今期を振り返って思うこと:四半期の終わりに、うまくいったこと、改善したいこと、もしやり直せるなら何をどう活かすかを振り返ります。そして、次の四半期に活かす改善事項を書き出します。
このサイクルを1年間で4回繰り返すことで、年間計画をより細かく、実践的に進めていくことができます。四半期ごとに計画と振り返りを行うことで、年間計画を軌道修正しながら進められるようになります。
この記事を通して、読者の方がご自身の四半期計画を明確にし、実生活で活用できる一歩を踏み出せるようサポートしていきます。
四半期計画に挑戦
四半期計画では、年間計画を見返しながら、3か月ごとの計画を立てていきます。それぞれの四半期ごとに、役割別の目標を設定し、達成したいことを明確にしていきます。四半期の終わりには振り返りを行い、次の四半期に活かす改善事項を見つけていきます。
ステップ1:テンプレートから四半期手帳会議ノートを作成する

まず、テンプレートファイル保管庫-MyVault/5-TEMPLATE/pile-up-planner/四半期手帳会議_テンプレート.mdを開いて、その内容を新しいノートにコピーします。
Obsidianでテンプレート機能を使っている場合は、テンプレートを挿入する機能を使って新しいノートを作成してください。手動で行う場合は、テンプレートファイルの内容をすべてコピーして、新しいノートに貼り付けます。
新しいノートのファイル名は、例えば「2025年:四半期手帳会議.md」のように、年を入れた名前にすると分かりやすくなります。テンプレート内の{{date}}や{{date:YYYY年MM月}}などのプレースホルダーは、実際の日付や年月に置き換えてください。
テンプレートには以下の4つの四半期のセクションが含まれています:
- 第1期(1・2・3月)
- 第2期(4・5・6月)
- 第3期(7・8・9月)
- 第4期(10・11・12月)
それぞれの四半期には、以下のセクションがあります:
- 今期の初めに思うこと(役割別の目標)
- 今期の達成したいこと
- 今期を振り返って思うこと(うまくいったこと、改善したいこと、もし今期をやり直せるなら、今期を得て改善事項)
これらを順番に埋めていきながら、四半期計画を完成させていきましょう。
ステップ2:年間計画を見返す

四半期計画を立てる前に、年間手帳会議ノートを開いて、1年間の計画を確認しましょう。年間計画で設定した3つのフェーズや、役割ごとの目標を参考にしながら、四半期計画を立てていきます。
年間計画を見ながら、以下の点を確認します:
- 年間のフェーズ:その四半期がどのフェーズに当たるのか
- 役割ごとの年間目標:個人・仕事・プライベートそれぞれで1年間で達成したいこと
- 年間の方向性:1年間で目指しているものは何か
これらの情報を頭に入れながら、四半期計画を立てていきます。年間計画に沿った四半期計画を立てることで、1年間を着実に進めていくことができます。
もしまだ年間計画を作成していない場合は、先に年間手帳会議に取り組むことをおすすめします。四半期計画は、年間計画をより細かく、実践的に進めていくためのツールなので、年間計画を基盤として立てることで、より意味のあるものになります。
ステップ3:今期の初めに思うこと(役割別の目標を設定する)

四半期計画では、それぞれの四半期の始まりに、役割別の目標を設定します。pile-up-plannerでは、自分を大きく3つの役割に分けて考えます。それぞれの役割において、この3か月で達成したい目標を設定していきましょう。
個人(肉体・精神・知性・社会)
個人の役割は、さらに4つの側面に分けて考えます:
- 肉体:健康、運動、体調管理など
- 精神:メンタルヘルス、ストレス管理、心の安定など
- 知性:学習、スキルアップ、読書など
- 社会:社会貢献、コミュニティへの参加など
それぞれの側面で、この3か月で達成したい目標を具体的に書き出します。例えば「週に3回ジョギングをする習慣を定着させる」「新しい資格の勉強を始める」など、できるだけ具体的な目標にすると、後で振り返りやすくなります。
年間目標を参考にしながら、この3か月でどの部分を進めたいのかを考えてみましょう。年間目標を3か月ごとに分割するイメージで、段階的に進めていくことができます。
仕事
仕事の役割では、キャリアや仕事に関する目標を設定します。例えば:
- プロジェクトの進捗
- スキルの向上
- 新しいチャレンジ
- チームとの協働
など、仕事に関連する目標を書き出していきます。年間目標で設定した仕事に関する目標を、この3か月でどのように進めていくかを具体的に考えてみましょう。
プライベート
プライベートの役割では、家族、友人、趣味、余暇などに関する目標を設定します。例えば:
- 家族との時間を増やす
- 新しい趣味を始める
- 友人との関係を深める
- 旅行や体験を楽しむ
など、プライベートで大切にしたいことを書き出していきます。年間目標で設定したプライベートに関する目標を、この3か月でどのように進めていくかを具体的に考えてみましょう。
各役割の目標は、チェックボックスを使ってリストアップし、後で進捗を確認できるようにしておきましょう。
ステップ4:今期の達成したいことを書き出す

役割別の目標を設定したら、その四半期で達成したい具体的な目標やプロジェクトを書き出していきます。これは、役割別の目標をより具体的にしたものや、その四半期特有の目標でも構いません。
例えば:
- 「新しいプロジェクトを立ち上げる」
- 「資格試験に合格する」
- 「家族旅行を計画して実行する」
- 「新しいスキルを習得する」
など、その四半期で達成したいことを、できるだけ具体的に書き出していきましょう。チェックボックスを使ってリストアップすることで、後で進捗を確認しやすくなります。
年間計画で設定したフェーズの目標も参考にしながら、この3か月で何を達成したいのかを明確にしていきましょう。
ステップ5:四半期の終わりに振り返りを行う

四半期の終わりには、必ず振り返りを行いましょう。テンプレートの「今期を振り返って思うこと」のセクションを埋めていきます。
うまくいったこと
その四半期でうまくいったこと、達成できたことを書き出します。役割別の目標や、達成したいことのリストを見返しながら、何ができたのかを確認しましょう。うまくいった理由も一緒に考えてみると、次の四半期に活かすことができます。
改善したいこと
うまくいかなかったこと、できなかったことを書き出します。なぜうまくいかなかったのか、何が障壁になったのかを振り返りましょう。改善したいことを明確にすることで、次の四半期に活かすことができます。
もし今期をやり直せるなら(何をどう活かす?)
もしその四半期をやり直せるなら、何をどう活かすかを考えてみましょう。うまくいったことや改善したいことを踏まえて、次に活かせることを書き出します。
今期を得て改善事項
振り返りを通じて見つけた改善事項を、次の四半期に活かすために書き出します。例えば:
- 「もっと早くから準備を始める」
- 「週次で進捗を確認する習慣を作る」
- 「目標をより具体的に設定する」
など、次の四半期に活かせる改善事項をチェックボックスでリストアップしておきましょう。
ステップ6:次の四半期の計画を立てる

前の四半期の振り返りが終わったら、次の四半期の計画を立てましょう。振り返りで見つけた改善事項を活かしながら、次の四半期の「今期の初めに思うこと」と「今期の達成したいこと」を埋めていきます。
このサイクルを1年間で4回繰り返すことで、年間計画をより細かく、実践的に進めていくことができます。四半期ごとに計画と振り返りを行うことで、年間計画を軌道修正しながら進められるようになります。
四半期手帳会議の活用方法まとめ

四半期手帳会議ノートは、3か月ごとに計画を立て、振り返りを行うことで効果を発揮します。以下のポイントを意識して使いましょう。
- 四半期の始まりに必ず計画を立てる
新しい四半期が始まる前に、四半期手帳会議ノートを開いて、その四半期の計画を立てましょう。年間計画を見返しながら、この3か月で何を達成したいのか、役割別にどのような目標を設定するのかを明確にします。 - 月間計画の前に四半期計画を確認する
毎月の月間計画を行う前に、四半期手帳会議ノートを開いて、その四半期の計画を確認しましょう。その月が四半期のどの時期に当たるのか、四半期の目標はどうなっているかを確認してから、月間計画を立てます。 - 四半期の終わりに必ず振り返りを行う
四半期の終わりには、必ず振り返りを行いましょう。うまくいったこと、改善したいこと、もしやり直せるなら何をどう活かすかを書き出し、次の四半期に活かす改善事項を見つけます。 - 年間計画との連携を意識する
四半期計画は、年間計画をより細かく、実践的に進めていくためのツールです。四半期計画を立てる際には、必ず年間計画を見返し、年間の方向性と整合性を保ちながら進めていきましょう。 - 改善事項を次の四半期に活かす
振り返りで見つけた改善事項は、次の四半期の計画に反映させましょう。このサイクルを繰り返すことで、計画の精度が上がり、より効果的に目標を達成できるようになります。
四半期手帳会議ノートは、3か月ごとの「中間地点」のようなものです。定期的に計画と振り返りを行うことで、年間計画を軌道修正しながら進め、1年間を着実に進めていくことができます。
まとめ
今回の記事では「四半期手帳会議」をObsidianで実践する方法をご紹介しました。お疲れ様でした!
改めて、今回の流れをまとめます。
- テンプレートから四半期手帳会議ノートを作成することで、計画を立てるための構造を準備できました。
- 年間計画を見返すことで、四半期計画を立てるための基盤を整えました。
- 役割別の目標を設定することで、個人・仕事・プライベートそれぞれでこの3か月で達成したいことを具体化できました。
- 今期の達成したいことを書き出すことで、その四半期で達成したい具体的な目標やプロジェクトを明確にできました。
- 四半期の終わりに振り返りを行うことで、うまくいったことや改善したいことを見つけ、次の四半期に活かす改善事項を見つけることができました。
この四半期手帳会議ノートを持つことで、1年間を漫然と過ごすのではなく、3か月ごとに計画と振り返りを繰り返しながら、年間計画を着実に進めていくことができます。
今後は、四半期の始まりに必ず計画を立て、四半期の終わりに必ず振り返りを行い、月間計画の前に四半期計画を確認しながら、1年間を自分らしく過ごしていってください。みなさんの1年が、より充実したものになることを応援しています!