今回はボクが仕事についてどのように捉えているのかを記録しておこうと思います。
読者の方の参考になったら嬉しいし、いつか子どもたちが見てくれたら嬉しいなと思っています。
「パパはこんな風に考えていたんだ」
そんな風に思いが伝わる日が来たら嬉しいなと思い、今から少しワクワクして書いています。
そもそも仕事って何だろう
社会人になった今は当たり前のように仕事をしている。
社会に出るころには、どんな仕事をするか悩んだことを覚えています。
なぜなら、どの仕事を選ぶかで生活スタイルが大きく変わるからです。
「環境が変われば人生が変わる」そんな言葉があるように、仕事の選択によって環境は大きく変わる、そして結果的に人生も大きく変わる。
つまり、どんな「仕事」を選ぶかは「どんな生き方をしたいか」に近い選択とも言えます。
自分がどんな風に仕事をとらえているかは知っておきたい。
そうすれば、「仕事」との向き合い方も変わってくると考えています。
ボクにとっての仕事
複数の業種を経験したのち、主に保育士として働きつつ、副業に積極的だったボクにとって「仕事」はこんな感じでした。
- いろいろな人と出会う機会を与えてくれる
- 感謝される
- お金がもらえる
- 経験として学びを積み重ねられる
- 家族といる時間が減る

ざっと考えたところこんなイメージでした。
いろいろな人と出会う機会を与えてくれる
プライベートでは出会わないタイプの人と出会うきっかけとなっていました。
そこでの出会いが刺激をくれていました。中には、相性の悪いと感じる人もいましたが、そこも含めて刺激的でした。
感謝される
基本的には、「感謝される」経験を沢山くれました。
機械整備の仕事の時には技術によって問題を解決することで感謝され、保育士時代には子どもたちに寄り添い成長を共に味わうことで感謝され、その経験が単純に嬉しかったです。
お金がもらえる
基本的には人に感謝され、喜ばれる。しかもお金ももらえる!すごくいい事だと感じていました。
しかし、現実問題として仕事によってもらえる「お金」の量は全然違いました。
拘束時間が長いのに金額が低い状態が続くと、現実的な生活面でも、精神的にも不安になってしまうことがありました。
経験と学びを積み重ねられる
うまく言った経験も、そうでない経験も体験という形で学びをより固めてくれました。
ボクは保育士での経験が主でしたが、その中で中核となるのは「子育て」や「人との関わり」に関する知識ですが、
低賃金・残業・持ち帰り仕事が当たり前の業界ゆえに「お金について考える力」や「時間の有効活用」などもみにつきました。
家族といる時間が減る
基本的には社会的な役割を与えてくれる「仕事」が好きでしたが、唯一大きな問題がありました。
パートナーと結ばれ子育てなどをする中で、「プライベート」の役割の比重が大きくなった時、1日の多くを仕事に費やすことがデメリットに感じていました。
ライフステージの変化で変わる仕事との向き合い方
子どもの誕生とともに「仕事」への向き合い方は大きく変わりました。
それまでは、ある種自分の居場所として安定して働いていましたが、通勤時間や残業時間が気になるようになりました。
これを「ライフステージが変わった為の変化」というらしいのですが、自分の持っている「役割」が広がり、
「価値観」が変化したために起きたことだったと思います。
しばらくは、この変化に苦しみました。
変化によって悩んだ部分
子どもの誕生によって具体的には以下のような悩みを感じていました。
仕事の時間が1日の大半を占め、帰宅するころには家族は寝ている状態が続くと、寂しいような、切ないような気持ちがこみ上げてきました。
子どもに「パパは、どうしていつも、どこかに行くの?」と聞かれたときには胸が痛かったです。
また仕事と家庭の往復のようになり、自分の時間を確保できない事も少しずつストレスを感じるきっかけになりました。
そして、一番しんどかったのが、仕事の愚痴や悩みを家庭でこぼすのも嫌ですし、家庭のトラブルを職場で話すのも嫌だったので
不満や不安を誰にも共有できない部分がありました。
悩んだ結果 自分を「個人」「仕事」「プライベート」に分ける
そして、悩んだ結果生まれたのが自分を3つの役割に分けて捉える考え方でした。
なんとなく「仕事」をしたり、「プライベート」な時間を過ごすのではなく、意識して切り替えるイメージです。
この考え方の導入により、バランスよく過ごせています
現在では、この考え方を実践するために「パイルアッププランナー」という手帳を作っています。
興味のある方は覗いてみてください。
パイルアッププランナー
仕事において大切にしていること
「仕事」において最も重要視していることは、「自分」「プライベート」とのバランスです。
1日の大半をの部分を「仕事」の役割で過ごすことになりますが、ボクは仕事のために生きているのではないと考えています。
自分の価値観やどんなふうに生きたいか考えた時には、その優先度は低めです。
それよりも1人の人として人生を楽しみたいし、プライベートな大切な仲間と共にできる時間を大切にしたいのが本当のところです。
しかし、「仕事」の役割も多くの人と出会う機会になることや、社会的な役割を提供してくれる部分で大切なものでもあります。
また、仕事で成果が出せた時などに嬉しいのも事実です。
大人になってから出会う人は、ほとんどのケースで「何の仕事をしている人か?」というフィルターを通してみるので
そういった意味でも社会的な仕事は重要であると考えています。
そこで仕事をするうえで大切にしていることは、「自分」と「プライベート」のバランスと信頼性です。
どんな仕事であれ、人と関わる以上は信頼が大切になってきます。
与えられた役割をしっかりこなし、社会的な価値を提供しつつ、そのうえでバランスを取れるように意識しています。

あとは、子どもたちに胸を張って説明できる仕事かも大切にしています。
条件が良くても、子どもに話せない仕事はしないようにしています。
まとめ ~仕事と向き合うということ~
仕事は人生の大半の時間を過ごす役割です。選ぶものによって環境も収入も大きく変わってきます。
それは結果的に生活そのものに大きな影響がある、だからこそ慎重に自分の価値観に合った選択をすることが大切だと考えます。
皆さんはどのように「仕事」について考えますか?
ぜひ自分にとっての仕事の意味を考えてみてください。