子どもが生まれてから、「自分の時間がなくなった」
「学び直しやスキルアップをしたいけど、なかなか続かない」と感じていませんか?

私自身、子育てと仕事に追われる中で「自分の成長の時間」をどう確保するか、ずっと悩んできました。
そんな経験から、オリジナルシステム手帳pile-up-planner(パイルアッププランナー)を開発し、子育てと個人学習の両立にも活用しています。
今回は、忙しい毎日の中でも「自分の学び」を続けるためのヒントをご紹介します。
なぜ両立が難しいのか?――現実の悩みと向き合う
子育てをしながら個人学習を続けるのは、簡単なことではありません。
「子どもが寝た後は疲れて何もできない」
「計画を立てても、予定通りに進まない」
「家族のことを優先すると、自分のことが後回しになる」
こうした悩みは、多くの方が共感できるのではないでしょうか。
具体的な悩みと、そのヒント
子育てをしながら、何か新しい事を学ぼうとした時、思うように進まない壁にぶち当たります。
具体的な悩みをいくつか考えてみましょう。
1. 「学習時間が確保できない」
子育て中は、まとまった時間がなかなか取れません。
小さな対応すべきことが無限に出てくるからです。
この悩みには、スキマ時間の活用がポイントになります。
普段ならスマホを見てしまうようなほんのわずかな時間を積み重ねるのがコツです。
使える時間が細切れで小さくなっているので、学習したい内容や範囲・順序などの全体像を把握しておくことも重要になります。
2. 「計画倒れになりがち」
やる気はあるのに、日々の忙しさで学習計画が後回しになってしまうことも。
そんな経験を重ねるたびに自信を失い、、モチベーションも低下していきます。
この悩みは真面目な人ほど経験する機会が多いかと思います。
しっかり計画して取り組んだものの、計画通りに進まない、失敗経験が重なりモチベーションが低下してしまいます。
毎日イレギュラーの連続の子育て中において、計画通りに進むことの方が少ないです。
1日単位では、対応に追われることもありますが、1週間や1か月といった長めの期間でバランスを取れるように柔軟に対応できるように意識するのがおすすめです。
3. 「家族の協力を得にくい」
「自分だけ学びの時間を取るのは気が引ける」と感じる場合も少なくありません。
特に一時期は、「育児休暇中に資格勉強と称して子育てに参加しない父親問題」としてニュースにも取り上げられるほどでした。
そうした背景もありなんだか後ろめたさを感じる方もいるのではないでしょうか?
問題となるのはパートナーの理解や協力を得ていない場合だと考えています。
”朝遅くまで寝ていて、昼間は自分の学習に時間を使いたいと言い、夜はお酒を飲みながらゲーム・・・”
こうした状態では理解も協力も得られることはないでしょう。
しかし、しっかり仕事復帰後の未来を見据えたうえで、「プライベート(子育て)」とバランスを取りながら、
自分の使える時間を学習に充てる場合は理解や協力を得られるケースが多いようです。
4. 「学びの成果を実感しにくい」
忙しい毎日では、「本当に成長できているのか」と不安になることも。
学習に充てられる時間が細切れになっているような状態ですので、学習ができているのか不安になることもあります。
学習全体のボリュームや、いま何を学んでいるのか都度確認できると細切れの時間設定でも進んでいる実感を持つことができるようになります。進んだ学習の記録を取るのも有効です。
pile-up-plannerでできること
ボクはこうした悩みを解決するためにシステム手帳を使って自己管理をすることから始めました。
自分の持っている役割を意識しながらバランスを取ることで達成できた目標もたくさんあったと感じています。
必ずしも「パイルアッププランナー」をお勧めするわけではありませんが、手帳による管理でできることを紹介します。
パイルアッププランナー

オリジナルシステム手帳「パイルアッププランナー」として公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
1. 目標設定と進捗管理
- 「今年は資格取得」「今月は毎日10分読書」など、具体的な学習目標を設定できます。
- 進捗を可視化することで、やる気を維持しやすくなります。
長めのスパンで計画を立てて、定期的に確認しながら進めることで、しっかり前に進むことができます。
デジタルツールでも可能ですが、個人的には手書きの実物の手帳の方がモチベーションが高まります。
2. スキマ時間の活用
- 日々のスケジュールに「学びの時間」を組み込むことで、忙しい中でも無理なく続けられます。
- TODOリストやデイリーリフィルに「今日やること」として学習タスクを書き込むのも効果的です。
毎日の記録を残すことで、「自分の使える時間」を把握できるようになります。いざその時が来た際にスマホをなんとなくいじるのではなく有効に使えるように意識しておくにも有効です。
3. 振り返りとモチベーション維持
- 週末や月末に「できたこと」「次にやりたいこと」を振り返ることで、自然と学びが習慣化します。
定期的に自分の過ごした毎日を振り返ることで、達成できたことや、計画通りにはいかなかったけど、その代わりに得たものなどに気付くことができます。定期的に振り返りモチベーションを保ちましょう。
学習と子育て両立の心得
新しい事を学び続ける姿勢が子育てにも自分のキャリアや仕事にも大きな影響を与えると考えています。
誰かのせいにしたりできない理由を探している人よりも、少しづつでも前に進める人でありたい。
そんな思いを胸に手帳と共に毎日成長できる大人でありたいと思っています。
そんなボクの学習と子育て両立の心得は・・・
目標を小さなステップに分割して、1週間や1か月といった広い視点でとらえることで
確実に少しずつ進んでいくことがポイントです。

子育ては予定通りにいかないことの連続です、計画通りに進まなくても深く気にしない。
トータルで達成できればいいのです。
まとめとご案内
子育てと個人学習の両立は、決して簡単なことではありません。
ですが、「自分の成長の時間」を少しずつでも確保できると、毎日がもっと前向きに、充実したものになります。
もし「学びを続けたい」「自分の時間を上手に使いたい」と思ったら、pile-up-plannerの使い方をぜひ覗いてみてください。
あなたの毎日に、学びの楽しさと成長の実感が加わるきっかけになれば嬉しいです。
パイルアッププランナー