1-7Obsidianで実践する月間手帳会議:pile-up-plannerの月間計画をデジタル化

1-7Obsidianで実践する月間手帳会議:pile-up-plannerの月間計画をデジタル化

今回は、pile-up-plannerの「月間計画」をObsidianで実践する方法をご紹介します。
1か月ごとに計画を立て、振り返りを行うプロセスを、一緒に作業しているかのような感覚で進めていけるように本記事を作成しました。

ぜひ一緒に弔意戦してみてください!

月間計画の全体像と目的

この記事では、pile-up-plannerの月間計画をObsidianで実践する方法を、具体的な手順を追いながらわかりやすくご紹介します。
テンプレートファイルを活用しながら、毎月計画を立て、役割別の目標を設定していきます。
最終的には、あなた自身の「月間手帳会議」ノートが完成し、1か月単位で計画と振り返りを繰り返すサイクルができるようになります。

なお、必要なテンプレートファイルは「月間手帳会議_テンプレート.md」としてサンプルフォルダにありますので、事前にご確認ください。ここから一緒に、自分だけの月間計画づくりを始めていきましょう!

目的

この記事では、「pile-up-planner」の月間計画を実際に手を動かしながら、Obsidianで実践する方法を一緒に進めていきます。

たとえば「今月をどう過ごそうか?」「四半期計画をより具体的に進めていくにはどうすればいいか?」と考えたときに、頭の中を整理してみたくなることはありませんか?

このガイドを参考に、テンプレートを使いながら、月ごとの計画が出来上がるまでの道のりを体験できる内容になっています。
誰でも迷わず取り組めるように、順を追って丁寧に解説していきますので、ご自身のペースで進めてみてください。

全体像

このガイドでは、実際に手を動かしながら「自分だけの月間計画」をObsidianで作る体験ができる工程を、一つずつ丁寧にご案内します。どのような流れで進んでいくのか、ここで全体像をイメージしてから読み始めましょう。

月間計画の流れ

  1. 前月の振り返り:前月の月間手帳会議ノートを見返しながら、うまくいったことや改善したいことを確認します。
  2. 月初めに思うこと:その月を迎えるにあたって、役割別の目標を設定します。個人(肉体・精神・知性・社会)、仕事、プライベートのそれぞれで、この1か月で達成したいことを書き出していきます。
  3. 今月の達成したいこと:その月で達成したい具体的な目標やプロジェクトをリストアップします。
  4. 今月を振り返って思うこと:月の終わりに、うまくいったこと、改善したいこと、もしやり直せるなら何をどう活かすかを振り返ります。そして、今月の勇気をくれる出来事を書き出します。

まず最初に、テンプレートファイルから新しい月間手帳会議ノートを作成します。Obsidianのテンプレート機能や、手動でコピー&ペーストする方法で、テンプレートをベースにした新しいノートを準備してください。

このサイクルを毎月繰り返すことで、四半期計画や年間計画をより細かく、実践的に進めていくことができます。
月ごとに計画と振り返りを行うことで、四半期計画や年間計画を軌道修正しながら進められるようになります。

この記事を通して、読者の方がご自身の月間計画を明確にし、実生活で活用できる一歩を踏み出せるようサポートしていきます。


月間計画に挑戦

月間計画では、四半期計画や年間計画を見返しながら、1か月ごとの計画を立てていきます。

それぞれの月ごとに、役割別の目標を設定し、達成したいことを明確にしていきます。
月の終わりには振り返りを行い、次の月に活かす改善事項を見つけていきます。

ステップ1:テンプレートから月間手帳会議ノートを作成する

まず、テンプレートファイル月間手帳会議_テンプレート.mdを開いて、その内容を新しいノートにコピーします。

Obsidianでテンプレート機能を使っている場合は、テンプレートを挿入する機能を使って新しいノートを作成してください。手動で行う場合は、テンプレートファイルの内容をすべてコピーして、新しいノートに貼り付けます。

新しいノートのファイル名は、例えば「2025年01月:月間手帳会議.md」のように、年月を入れた名前にすると分かりやすくなります。テンプレート内の{{date}}{{date:YYYY年MM月}}などのプレースホルダーは、実際の日付や年月に置き換えてください。

テンプレートには以下のセクションが含まれています:

  • 前月の振り返り
  • 月初めに思うこと(役割別の目標)
  • 今月の達成したいこと
  • 今月を振り返って思うこと(うまくいったこと、改善したいこと、もし今月をやり直せるなら、今月の勇気をくれる出来事)
  • 今月作成したメモ(Dataviewクエリ)
  • 関連リンク

これらを順番に埋めていきながら、月間計画を完成させていきましょう。

ステップ2:前月の振り返りを行う

新しい月の計画を立てる前に、前月を振り返ることはとても重要です。前月の月間手帳会議ノートがあれば、それを開いて確認してみましょう。

前月のノートを見ながら、以下の点を振り返ります:

  • うまくいったこと:前月に達成できたこと、成長できたこと
  • 改善したいこと:うまくいかなかったこと、次はこうしたいと思うこと
  • もし前月をやり直せるなら:何をどう活かすか
  • 前月の勇気をくれる出来事:前月にあった、励みになった出来事

これらの振り返りを、新しい月間手帳会議ノートの「前月の振り返り」セクションに記録しておきます。前月のノートへのリンクも貼っておくと、後で参照しやすくなります。

もし前月のノートがない場合は、記憶を頼りに、または日記やメモを見返しながら、できる範囲で振り返りを行ってください。完璧でなくても、少しでも振り返りを行うことで、新しい計画を立てる際の参考になります。

ステップ3:四半期計画・年間計画を見返す

月間計画を立てる前に、四半期手帳会議ノートや年間手帳会議ノートを開いて、より長期的な計画を確認しましょう。
四半期計画で設定した目標や、年間計画で設定したフェーズや目標を参考にしながら、月間計画を立てていきます。

四半期計画や年間計画を見ながら、以下の点を確認します:

  • 四半期の目標:その月がどの四半期に当たるのか、四半期の目標はどうなっているか
  • 年間のフェーズ:その月がどのフェーズに当たるのか
  • 役割ごとの目標:個人・仕事・プライベートそれぞれで、より長期的に達成したいこと
  • 長期的な方向性:四半期や年間で目指しているものは何か

これらの情報を頭に入れながら、月間計画を立てていきます。四半期計画や年間計画に沿った月間計画を立てることで、より長期的な目標を着実に進めていくことができます。

もしまだ四半期計画や年間計画を作成していない場合は、先にそれらに取り組むことをおすすめします。

月間計画は、四半期計画や年間計画をより細かく、実践的に進めていくためのツールなので、より長期的な計画を基盤として立てることで、より意味のあるものになります。

ステップ4:月初めに思うこと(役割別の目標を設定する)

月間計画では、それぞれの月の始まりに、役割別の目標を設定します。pile-up-plannerでは、自分を大きく3つの役割に分けて考えます。それぞれの役割において、この1か月で達成したい目標を設定していきましょう。

個人(肉体・精神・知性・社会)

個人の役割は、さらに4つの側面に分けて考えます:

  • 肉体:健康、運動、体調管理など
  • 精神:メンタルヘルス、ストレス管理、心の安定など
  • 知性:学習、スキルアップ、読書など
  • 社会:社会貢献、コミュニティへの参加など

それぞれの側面で、この1か月で達成したい目標を具体的に書き出します。
例えば「週に3回ジョギングをする」「新しい本を3冊読む」など、できるだけ具体的な目標にすると、後で振り返りやすくなります。

四半期目標や年間目標を参考にしながら、この1か月でどの部分を進めたいのかを考えてみましょう。
四半期目標や年間目標を1か月ごとに分割するイメージで、段階的に進めていくことができます。

仕事

仕事の役割では、キャリアや仕事に関する目標を設定します。例えば:

  • プロジェクトの進捗
  • スキルの向上
  • 新しいチャレンジ
  • チームとの協働

など、仕事に関連する目標を書き出していきます。
四半期目標や年間目標で設定した仕事に関する目標を、この1か月でどのように進めていくかを具体的に考えてみましょう。

プライベート

プライベートの役割では、家族、友人、趣味、余暇などに関する目標を設定します。例えば:

  • 家族との時間を増やす
  • 新しい趣味を始める
  • 友人との関係を深める
  • 旅行や体験を楽しむ

など、プライベートで大切にしたいことを書き出していきます。
四半期目標や年間目標で設定したプライベートに関する目標を、この1か月でどのように進めていくかを具体的に考えてみましょう。

各役割の目標は、チェックボックスを使ってリストアップし、後で進捗を確認できるようにしておきましょう。

ステップ5:今月の達成したいことを書き出す

役割別の目標を設定したら、その月で達成したい具体的な目標やプロジェクトを書き出していきます。
これは、役割別の目標をより具体的にしたものや、その月特有の目標でも構いません。

例えば:

  • 「新しいプロジェクトの第一段階を完了する」
  • 「資格試験の勉強を毎日1時間行う」
  • 「家族旅行を計画して実行する」
  • 「新しいスキルの基礎を習得する」

など、その月で達成したいことを、できるだけ具体的に書き出していきましょう。
チェックボックスを使ってリストアップすることで、後で進捗を確認しやすくなります。

四半期計画や年間計画で設定した目標も参考にしながら、この1か月で何を達成したいのかを明確にしていきましょう。

ステップ6:月の終わりに振り返りを行う

月の終わりには、必ず振り返りを行いましょう。テンプレートの「今月を振り返って思うこと」のセクションを埋めていきます。

うまくいったこと

その月でうまくいったこと、達成できたことを書き出します。役割別の目標や、達成したいことのリストを見返しながら、何ができたのかを確認しましょう。うまくいった理由も一緒に考えてみると、次の月に活かすことができます。

改善したいこと

うまくいかなかったこと、できなかったことを書き出します。なぜうまくいかなかったのか、何が障壁になったのかを振り返りましょう。改善したいことを明確にすることで、次の月に活かすことができます。

もし今月をやり直せるなら(何をどう活かす?)

もしその月をやり直せるなら、何をどう活かすかを考えてみましょう。うまくいったことや改善したいことを踏まえて、次に活かせることを書き出します。

今月の勇気をくれる出来事

その月にあった、励みになった出来事や、勇気をくれる出来事を書き出します。これは、振り返りの中で特に大切な部分です。どんな小さなことでも構いません。自分を前向きにしてくれた出来事を記録しておくことで、次の月へのモチベーションにつながります。

振り返りを通じて見つけた改善事項は、次の月の計画に反映させましょう。このサイクルを毎月繰り返すことで、計画の精度が上がり、より効果的に目標を達成できるようになります。

ステップ7:Dataviewクエリで今月作成したメモを確認する

テンプレートには、その月に作成したメモを自動的に表示するDataviewクエリが含まれています。これを使って、1か月でどんな記録を残してきたかを振り返ることができます。

Dataviewクエリは、その月の日付範囲内に作成されたノートを自動的に表示してくれます。これにより、1か月の活動を振り返りやすくなります。

もしDataviewプラグインがインストールされていない場合は、手動でその月に作成したメモをリストアップしても構いません。
重要なのは、1か月の活動を振り返ることです。


月間手帳会議の活用方法

月間手帳会議ノートは、1か月ごとに計画を立て、振り返りを行うことで効果を発揮します。以下のポイントを意識して使いましょう。

  1. 月の始まりに必ず計画を立てる
    新しい月が始まる前に、月間手帳会議ノートを開いて、その月の計画を立てましょう。四半期計画や年間計画を見返しながら、この1か月で何を達成したいのか、役割別にどのような目標を設定するのかを明確にします。
  2. 週間計画の前に月間計画を確認する
    毎週の週間計画を行う前に、月間手帳会議ノートを開いて、その月の計画を確認しましょう。その週が月のどの時期に当たるのか、月の目標はどうなっているかを確認してから、週間計画を立てます。
  3. 月の終わりに必ず振り返りを行う
    月の終わりには、必ず振り返りを行いましょう。うまくいったこと、改善したいこと、もしやり直せるなら何をどう活かすかを書き出し、今月の勇気をくれる出来事を記録します。
  4. 四半期計画・年間計画との連携を意識する
    月間計画は、四半期計画や年間計画をより細かく、実践的に進めていくためのツールです。月間計画を立てる際には、必ず四半期計画や年間計画を見返し、長期的な方向性と整合性を保ちながら進めていきましょう。
  5. 改善事項を次の月に活かす
    振り返りで見つけた改善事項は、次の月の計画に反映させましょう。このサイクルを繰り返すことで、計画の精度が上がり、より効果的に目標を達成できるようになります。
  6. 勇気をくれる出来事を記録する
    月の振り返りでは、必ず「今月の勇気をくれる出来事」を書き出しましょう。どんな小さなことでも構いません。前向きな出来事を記録しておくことで、モチベーションを維持しやすくなります。

月間手帳会議ノートは、1か月ごとの「チェックポイント」のようなものです。定期的に計画と振り返りを行うことで、四半期計画や年間計画を軌道修正しながら進め、1年間を着実に進めていくことができます。


まとめ

今回の記事では「月間手帳会議」をObsidianで実践する方法をご紹介しました。お疲れ様でした!

改めて、今回の流れをまとめます。

  • テンプレートから月間手帳会議ノートを作成することで、計画を立てるための構造を準備できました。
  • 前月の振り返り四半期計画・年間計画の見直しを通じて、計画を立てるための基盤を整えました。
  • 役割別の目標を設定することで、個人・仕事・プライベートそれぞれでこの1か月で達成したいことを具体化できました。
  • 今月の達成したいことを書き出すことで、その月で達成したい具体的な目標やプロジェクトを明確にできました。
  • 月の終わりに振り返りを行うことで、うまくいったことや改善したいことを見つけ、今月の勇気をくれる出来事を記録することができました。

この月間手帳会議ノートを持つことで、1年間を漫然と過ごすのではなく、1か月ごとに計画と振り返りを繰り返しながら、四半期計画や年間計画を着実に進めていくことができます。

今後は、月の始まりに必ず計画を立て、月の終わりに必ず振り返りを行い、週間計画の前に月間計画を確認しながら、1年間を自分らしく過ごしていってください。みなさんの1年が、より充実したものになることを応援しています!