この記事では、まるで一緒に作業しているかのような感覚で、Pile-up Plannerのワーク1をObsidianで実践する方法をわかりやすくご紹介します。具体的な手順を追いながら、自分の価値観が徐々にクリアになっていくプロセスを体験できるはずです。
最終的には、あなた自身の「価値観リフィル」が完成し、目に見えるカタチで大切な価値観を把握できるようになります。なお、必要なサンプルフォルダをまだお持ちでない方はご準備ください。
ここから一緒に、自分だけの価値観リフィルづくりを始めていきましょう!
目的

この記事では、「pile-up-planner」のワーク1を実際に手を動かしながら、自分の価値観を発見し、それを「価値観リフィル」としてまとめていくプロセスを一緒に進めていきます。
たとえば「自分にはどんな価値観があるんだろう?」と考えたときに、頭の中を整理してみたくなることはありませんか?
このガイドを参考に、質問リストややりたくないことリストなどを実際に書き出しながら、自分だけの価値観リフィルが出来上がるまでの道のりを体験できる内容になっています。誰でも迷わず取り組めるように、順を追って丁寧に解説していきますので、ご自身のペースで進めてみてください。
全体像

実際に手を動かしながら「自分だけの価値観リフィル」をObsidianで作る体験ができる工程を、一つずつ丁寧にご案内します。
どのような流れで進んでいくのか、ここで全体像をイメージしてから読み始めましょう。
必要なサンプル用フォルダ及び。Obsidian本体のインストールや初期設定が済んでいる前提で進行します。
はじめに取り組むのは「やりたくないことリスト」と「やりたいことリスト」の作成です。
頭の中を整理しながら、人生で避けたいこと・望むことを自由に書き出します。固定観念や制約にとらわれず、「これは絶対したくない」「こんなことができたらいいな」と感じる事柄を洗い出してください。
次に、「80個の質問リスト」を参考に、自分の価値観につながりそうな項目を選んでいきます。質問に目を通すことで、普段意識していなかった自分の思考や大事にしていることが浮き彫りになってきます。
この3つのリストが揃ったら、それぞれを振り返りながら、自分にとって大切な価値観とは何かを見直します。
最終的には、洗い出した価値観を13個まで絞り込んで「価値観リフィル」としてまとめます。ここで選ばれた価値観は、普段何気なく「やりたい」「やりたくない」と判断している時や、今の自分の状態に強く影響しているものです。
最後に、この「価値観リフィル」を日常や仕事でどう活かしていけるのか、具体的な使い方のイメージをつかみます。この記事を通して、読者の方がご自身の価値観を明確にし、実生活で活用できる一歩を踏み出せるようサポートしていきます。
ワーク1に挑戦して価値観を見つけよう!
早速ですが、ここから実際のワークに挑戦していきましょう。
ワーク1では、やりたいことリスト、やりたくないことリストを作成します。それと合わせて、80個の質問リストを見ながら、自分が該当しそうな価値観を見ていきます。最終的に、2つのリストと80個の質問リスト、合わせて3つのリストを振り返り、ご自身の価値観を13個に絞り込みます。13個に絞り込んだ価値観を価値観リフィルに記入して完成になります。
やりたいことリスト

「やりたいことリスト」では、あなたが人生でやってみたいこと、欲しいもの、挑戦したいことなど、思いつく限り自由に書き出していきます。例えば、「海外で働きたい」「ホンダのCT125のバイクが欲しい」「自分の本を出版したい」など、具体的なシーンやモノをイメージしながら書くと、よりリストを埋めやすくなります。
ここで大切なのは、「今の自分にできるかどうか」「現実的かどうか」といった制限を一切考えず、本当に心の中に浮かんだことをどんどん書き出すことです。ふわっとした願望でもOKですが、できるだけ「誰と」「どこで」「何を」などの情報も添えて、具体的にイメージできるように書くとさらに良いでしょう。
サンプルフォルダには、目安として50個分のリスト枠が用意されていますが、数にこだわらず、まずはできる範囲で書き出してみてください。例えば、「絶対に全部埋めなきゃ」と気負わず、10分~15分など短い時間を区切って取り組むと、気軽に始めやすくなります。もし途中で手が止まった場合は、一旦区切って、思いつくたびに追加しても大丈夫です。
また、一つひとつの「やりたいこと」に対して、「なぜそれがしたいのか?」という理由も少し深堀りしてみましょう。例えば「海外旅行に行きたい」→「新しい文化に触れてみたいから」といったイメージです。自分の内側にある願望や価値観を整理するきっかけにもなります。
まずは気楽な気持ちで、理想の未来や、ワクワクする場面を思い浮かべながら「やりたいことリスト」を書いてみてください。
やりたくないことリスト

「やりたくないことリスト」では、あなたが避けたいことや、なりたくない自分について書き出していきます。たとえば、「誰かの悪口を言わない」「お金のためだけに生活を続けるような生き方はしたくない」など、具体的な行動や、避けたい状況・生き方を自由に挙げてください。自分で選択できるものでも、環境や状態に関するものでもOKです。
このリストを作る際は、「こういう状況は嫌だな」「こんな人にはなりたくないな」と思うことを50個を目安に、できるだけたくさん書き出してみましょう。数にこだわりすぎず、まずは思いつくことをどんどん挙げてみましょう。途中で手が止まったら少し時間を空けて再開したり、短い時間で区切って取り組むのもおすすめです。
また、なぜそのことが嫌なのか、どうして避けたいと思うのか、理由も一緒に考えてみてください。自分の感じている「嫌だ」と思う気持ちを深掘りすることで、隠れていた価値観に気づくヒントが得られます。楽しみながら、あなたらしい「やりたくないことリスト」を作成してみましょう。
80個の質問リスト

サンプルフォルダには、さまざまな価値観を集めた「80個の質問リスト」が入っています。このリストは、人生や仕事、人との関わり、自己成長など、幅広い視点から価値観を見つめ直すためのヒントになる質問がずらりと並んでいます。
まずはリストの一番上から順番に、1つひとつの質問やキーワードに目を通していきましょう。「これは自分に当てはまるな」「なんだか気になるな」「ピンとこないな」と、直感でサクサク仕分けるイメージでチェックしていきます。あまり深く考えすぎず、テンポよくチェックを入れていくのがポイントです。今の自分に当てはまる・当てはまらないだけを基準に、リストアップしてみてください。
80個すべてに目を通し終えたら、自分がチェックを入れたものを見返してみましょう。似ている価値観がいくつかあったり、表現は違うけれど同じような意味合いのものが重なっていることに気づくかもしれません。この「気づき」が、とても大切なステップです。
質問リストを活用することで、自分自身でも気づかなかった価値観や「意外と自分はこれを大切にしていたんだな」と感じる部分が発見できるはずです。リラックスして取り組み、あなたらしい価値観を見つけてみてください。
リスト振り返り

3つのリスト(やりたいことリスト・やりたくないことリスト・80個の質問リスト)が完成したら、すべてにじっくり目を通しましょう。それぞれのリストを見比べながら、「これは似ているな」「この理由は何だろう?」と一つひとつ掘り下げていくことで、自分の中で大切にしたい価値観の “共通点” や “本質” が見えてきます。
もしピンとくる価値観の言葉がうまくまとまらない場合は、質問リストのキーワードや、その説明文を参考にしながら自分の言葉で考えてみてください。3つのリストに現れた自分の考えや想いの中から、「これは絶対に大事!」と感じられるものを13個に絞ります。内容が似ているものをひとつにまとめたり、自分独自の表現で新しい価値観に再構成したりしてもOKです。「自分らしさ」を意識し、オリジナルな価値観セットを作り上げてみてください。
大切なのは、「この13個だけは譲れない!」と思える、自分だけの価値観を選ぶことです。3つのリストを振り返りながら、ゆっくりと13個を見つけていきましょう。
価値観リフィルへの記入

絞り込んだ13個の価値観を「価値観リフィル」に書き込みます。
なぜ「13個」なのかというと、1週間ごとに1つの価値観に意識を向けながら生活してみるためです。これは、ベンジャミン・フランクリンが実践していた「13徳目」にヒントを得ています。気づかないうちに日々の忙しさで自分自身の価値観を忘れてしまいがちですが、1週間ごとに1つの価値観を意識して過ごすことで、1サイクル(13個)を13週間かけてしっかり振り返ることができます。
1年は約52週間なので、13週間のサイクルがちょうど4回。四半期ごとに自分の価値観を見直すタイミングも作れます。1年間を通して繰り返すことで、自然と自分の大切な価値観を日常で意識し続ける仕組みになるのです。
自分だけの「価値観リフィル」ができたら、これを片手に、毎日・毎週をより自分らしく過ごすヒントにしてみてください。
価値観リフィルの活用方法まとめ

価値観リフィルは、日々の行動や判断に自分の大切にしたい価値観を意識づけるためのツールです。以下の2つのポイントを意識して使いましょう。
- 毎日価値観を確認・記録する
デイリーリフィルのテンプレートには「今週の価値観」を書く欄があります。毎日の記録の際に、「今週はどの価値観を意識しているか」を目にし、日々の出来事や行動をその価値観に照らし合わせて振り返りましょう。書くことで無理なく習慣化でき、自然と価値観に沿った行動が定着していきます。 - 決断時に価値観を見直す
一覧になった価値観リフィルは、何か重要な判断を迫られたときや迷ったときに見返すことができます。「この選択は自分の価値観に合っているか?」と立ち止まって確認することで、自分の軸を保った意思決定につなげられます。
価値観リフィルは、日常でいつでも参照できるようにしておくことが大切です。「毎日見て意識する」「決断の際に立ち返る」の2つの活用法を習慣にしましょう。
まとめ

今回のワーク1では「価値観リフィル」を作成しました。お疲れ様でした!
改めて、今回の流れをまとめます。
- やりたいことリスト・やりたくないことリストを書き出すことで、自分の理想や避けたいことに目を向けることができました。
- 80個の質問リストを活用し、自分の価値観や大事にしたいと感じることを掘り下げて整理しました。
- これらをもとにして、あなた自身の価値観を13個の言葉で明確に表現できました。
この13個は、これまで無意識のうちに自分の判断や選択の基準となっていたものです。はっきりと言語化できたことで、「自分は何を大切にしたいのか」が明確になり、迷ったときの指針にもなるはずです。
私たちは普段、自分の価値観を意識せずに過ごしがちですが、「価値観リフィル」を持つことで、他の人とは違う自分だけの軸を持てるようになります。
今後は、今回まとめた価値観リフィルを日常の中で活用しながら、より自分らしい選択や行動につなげていってください。みなさんの未来がより良いものになることを応援しています!